元No.1キャバ嬢エンリケが炎上!快進撃に至るまでの経緯を徹底解説

1 「人」を上手に使い誠実に対応、成功の裏に炎上秘話

 1)炎上を乗り越える秘訣はキャバ嬢時代にあり?元No.1キャバ嬢エンリケとは。

最近よくテレビやSNSで目にする「エンリケ

良い話題も炎上案件も、どちらも多い、話題に事欠かない「エンリケ」って何者?と思いますよね。

彼女は、女性を中心に人気となっている超セレブなインフルエンサーです。

超セレブなインフルエンサーと聞くと、IT長者?どこかのご令嬢?と思いますよね。

実は彼女、元キャバ嬢です。

エンリケのキャバ嬢のスタートは、高校時代まで遡ります。

ひょんなことから先輩の代理として行ったキャバクラ店。

続けるつもりもなかったのですが、店内指名がついたことがきっかけでキャバ嬢を続けることになりました。

しかし、キャバ嬢を始めた頃のエンリケは花のない普通の女の子。

不遇の時代を過ごします。

周りには女の子らしい雰囲気のキャバ嬢が溢れ、なんだかキラキラしている中、エンリケには花がなかった。

しかし、持ち前の面白さ、ユニークさはあったのです。

常連客からの「そのままでいいんじゃない?」との言葉にも後押しされ、ここからエンリケの快進撃が始まりました。

他のキャバ嬢と一線を画した、行ってみれば「色物」的キャバ嬢。

まるでお笑い芸人の様です。

唯一無二の存在ですね。

こうして、徐々にエンリケ中毒となるファンが増えて行ったのです。

徹底して「お客様を楽しませる」という、向こう側に立った接客は、当然客として訪れる価値が上がりますよね。

名古屋弁で客をいじる様子や「エ、エ、エンリケエンリケくうか〜ん」と歌う姿をタイムリーにストーリーに流し、日本中を巻き込んだ営業を行いました。

また人気爆発のきっかけは「直瓶」にありました。

高級シャンパンを直瓶で一気に飲むのがバズったのです。

その姿を一目見ようと来店客が詰めかけます。

一本100万のシャンパンが飛ぶ様に降ろされていき、ついに6000万越えのキャバ嬢となりました。

バースデーイベントでは億を超える「億越えキャバ嬢」としてネットニュースにも登場。

その後13年間務めたキャバ嬢を結婚を機に引退することとなりますが、引退式では5億円の売上を達成するという驚異的な数字を叩き出し、名実ともに日本一のキャバ嬢となったのです。

2)成功の裏にあるトラブル回避能力

キャバ嬢というのは華やかな反面、厳しい世界だと想像がつきます。

その中でトップに上り詰めるということは、並大抵のことではないはずです。

本人の努力、周りの応援なしでは達成できないでしょう。

「人」というのがキーワードとなっており、エンリケは、この「人」を上手に使うことができるのです。

彼女はキャスト、スタッフ、客全てに気を使います。

お店でのトラブルは、例えキャストが起こした物であっても自分の責任として対応します。

スタッフへのお願い事も、相手の気持ちを考えて適切に行います。

何事も先延ばしにせず、積極的に即解決するのです。

この様な積み重ねはやがて信頼へとつながったのでしょう。

キャバ嬢引退後は実業家となりましたが、実業家となったのちもトラブルはつきまといました。

しかし、このトラブルもエンリケの持ち前の能力で誠実に解決していったのです。

 

2 グルメなエンリケも落ち込む、鮨エンリケの酷評

1)ワイングラス事件の真相

キャバ嬢を引退後、実業家としてスタートを切ったエンリケが手がけた高級すし店が銀座一丁目にオープンしました。

当然、鳴り物入りでのスタートで、予約の取れない人気店です。

超セレブなエンリケは、世界の超一流も知っている。

そんなセレブの展開する超高級店「鮨エンリケ」の潜入レポに注目も集まりました。

開店すると、続々と有名インフルエンサーやナンバーワンキャバ嬢、有名人、著名人が訪れました。

そして楽しそうな雰囲気とともに店内の写真や食事、ワインなどを次々とアップしていきました。

「高級な店内は落ち着いた」

「寛ぎすぎて時間が経つのを忘れそう」

「最高の時間をありがとう」

といった声がたくさん集まりました。

そんな中、「ワイングラスに熱々のお茶を注がれたのですが」という投稿に突如注目が集まります。

確かに、マナー違反。

高級ワインやシャンパンを扱うお店だけに少し疑問を感じますし、お客様に失礼ですよね。

ですが、実はこれ、お客様との行き違いがあった様なのです。

エンリケでは食材やお酒はもちろんのこと、使用する器にもこだわっています。

この時サーブされた「ワイングラス」、実はお茶の香りをより楽しむことのできる耐熱性の「フレーバーグラス」だったのです。

そのことを知らなかったお客様が勘違いをされた様ですね。

無事に誤解が解けていると良いのですが。

2)「マズイ」と炎上した後のエンリケ

「元キャバ嬢が実業家に転身、銀座に高級鮨を展開する。」

エンリケはオープン前から話題となっていました。

グルメとして知られるエンリケが展開するのだから当然のことですね。

しかも、超セレブのエンリケプロデュースということで、味、しつらえ、価格など、全てが注目されたのです。

エンリケはその日の最上級品を集め、そして最高のお酒と食材のマリアージュを楽し

めるというのが売りとなっています。

必然的に期待値は高まりますよね。

好調な滑り出し、予約困難店となっていました。

そんな中、飲食店としては大きなダメージとなる投稿が炎上してしまったのです。

「魚はパサパサ」

「ネタはブヨブヨで、しかも臭い」

「酢が効きすぎて酸っぱい」

「シャリが熱くて気持ち悪かった」

そして

「友人達一致で完食不可」

とまで。

今まで「最高に美味しかった」「また食べたい」といった賞賛コメントばかりを見ていたエンリケは流石に驚いた様です。

本当に自分の店はそんなにマズイのか、、、、

驚き、ショックを受けたエンリケは数日眠れないほど悩みましたが、悩んでいる間も彼女は炎上の消化を行いました。

すぐに謝罪動画と社員教育の内容を公開しました。

トラブルを先延ばしにしてはいけない、という謝罪の極意をここでも実行したのです。

 

3 想像の上をいく謝罪!バスクチーズケーキトラブルで神対応


エンリケバスクチーズケーキのお店も展開しています。

折しも、バスクチーズケーキブームの真っ只中に有名インフルエンサーであるエンリケバスクチーズケーキエンリケをオープンするとなれば、「食べたい」と思いますよね。

SNSに事前広告としてアップされる写真には、濃厚でいかにも美味しそうなチーズケーキが写し出されているのですから。

当然、オープン当初から店頭もネットも大盛況で、チーズケーキエンリケは大成功の船出となりました。

しかし、うれしい悲鳴の陰にはトラブルも起きていたのです。

注文が殺到しすぎたあまり、ケーキを入れる箱が間に合わないという事態に。

ブランド店であるため、箱はブランドの顔。

しかしその箱はない、納期は迫っている。

そこで仕方なく他の箱に入れてお客様に渡すことになってしまいました。

確かにチーズケーキは届いたものの、お客様の中にはがっかりした方もいたでしょう。

ここで、エンリケ神対応で謝罪の意を示しました。

直筆の謝罪文を入れたオリジナルボックス入りのバスクチーズケーキを、迷惑をかけたおよそ500人のお客様へ謝罪の意を込めて送りました。

想像の上をいく謝罪は、ファンを作る技でもありますよね。

ただ、謝罪文の字が汚いと再炎上したのはご愛嬌です。

 

4 炎上を乗り越え続けるエンリケ、素直で実直な性格が心を打つ

私たちとは桁外れの生活を送るエンリケには、私たちの想像を超えるトラブルが発生します。

それは、インフルエンサーの彼女であるがために、人前にさらされるものでもあるのです。

そんな時、謝罪をするのはとても勇気がいりますよね。

よく、芸能人や政治家の謝罪会見を見ますが、なんとも白々しく映るのは私だけではないはずです。

心がそこにないからでしょう。

しかし、エンリケの謝罪には、心がある様に感じるのです。

これは、キャバ嬢時代に彼女自身が気がついたこと、「すべての責任は自分にある」「自分のプライドなど取るに足らないものだ」があるのです。

後先考えず、すぐに捨て身で謝る誠実さ、これが人の心を打つのでしょう。

まとめ

人を不快にさせた際に、謝る方法を考える、ということ自体すでに少しずれているのかもしれませんね。

心から「申し訳なかった」と思って入れば、まず「ごめん!」という感情が出てくるでしょう。

エンリケはもともと素直で実直な性格。

まず「ごめん!」と思ってしまうのです。

人として、素直で実直である。

これはエンリケの強みですね。